市民の募金を社会福祉に役立てる今年度(2015年度)の「赤い羽根共同募金運動」が、きょう(10月1日)全国一斉にスタートし、和歌山県内でも街頭募金が行われました。
赤い羽根共同募金は、終戦直後の1947年(昭和22年)に始まり、高齢者や障がい者、子育ての支援をはじめ、地域の防災・防犯活動など、さまざまな社会福祉に募金が役立てられていて、昨年度(2014年度)和歌山県内では、およそ1億3728万円の募金が寄せられました。
運動初日のきょう午前7時30分から、和歌山市のJR和歌山駅前で、和歌山県共同募金会と和歌山市共同募金委員会による街頭募金が行われ、県・共同募金会の大岡淳人(おおおか・あつひと)会長や、和歌山県の幸前裕之(こうぜん・ひろゆき)福祉保健部長、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長、それに民生児童委員やボランティアらおよそ200人が駅の利用者に募金を呼びかけ、シンボルマークの赤い羽根を胸につけていました。
呼びかけに対して、地元の通勤・通学客をはじめ、「紀の国わかやま国体」テニスの少年男子で優勝した千葉県チームの選手や、来年(2016年)の開催地・岩手県選手団の役員も募金をしていました。
県・共同募金会は、今年度1億6312万円を目標に掲げていて、12月31日までの運動期間中、県内各地の街頭で募金活動を繰り広げます。