今月(12月)23日の天皇誕生日を前に、きょう(19日)、全国67の民間の社会福祉事業者などへ、天皇陛下から御下賜金(ごかしきん)が贈られ、和歌山県では、岩出市(いわでし)の社会福祉法人和歌山つくし会に贈られました。
御下賜金は、天皇陛下のお考えで贈られるもので、社会福祉施設や在宅福祉事業を展開している、創立5年以上の事業経験があり、過去5年間に御下賜金を受けていない事業者や施設の中から、特に優秀なところに贈られます。
今年度(2017年度)和歌山県から選ばれた社会福祉法人和歌山つくし会は1956年(昭和31年)に設立し、和歌山市で乳児院の認可事業をスタートさせ、1973年(昭和48年)の8月から「和歌山乳児院」の運営を始めました。その後、2012年(平成24年)に岩出市に新築移転しています。
きょう午後3時半から県庁の知事室で行われた伝達式で、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から、和歌山つくし会の中谷博昭(なかたに・ひろあき)理事長に御下賜金と宮内庁からの伝達書が手渡されました。