和歌山県内でインフルエンザ流行の目安となる数値が基準を上回り、今年もインフルエンザの流行シーズンに入りました。
県健康推進課によりますと、先週、県内の医療機関を受診したインフルエンザ患者の報告数が、1定点医療機関あたり1・51となり、流行の基準となる1・0を上回りました。
このため、県は、県内でインフルエンザの流行シーズンに入ったと判断し、手洗いやうがいなどの予防対策を徹底するとともに、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者の感染に、とくに注意するよう呼びかけています。
今年は、去年と比べると、流行シーズンに入るのがおよそ2週間早くなっています。全国的にも、きょう(12/1)、厚生労働省が、今シーズンのインフルエンザの流行が始まったと発表しています。
ところで、和歌山県内は、インフルエンザによるとみられる集団かぜが、きょうも新たに、和歌山市の小学校で発生し、県内で今シーズンに確認された集団かぜは、これで16件となり、去年の同じ時期の3倍近くにのぼっています。