和歌山市で建設が行われている都市計画道路３本が今月（８月）末から来月中旬までの間に暫定で供用を開始することになりました。
これは来月下旬に開幕する紀の国わかやま国体の開幕に合わせて開通するもので、今回、暫定で供用を開始するのは都市計画道路「松島本渡線」と「南港山東線」、それに「市駅和佐線」です。
「松島本渡線」は和歌山市秋月から神前までの１１３６メートルで、今回の開通により宮街道・花山西交差点から今福神前線や南港山東線までの間が開通し、阪和自動車道和歌山インターチェンジへのアクセスの向上と宮街道の渋滞緩和が期待されます。
また、「南港山東線」は和歌山市秋葉町から塩屋２丁目までの５２０メートルで、国道４２号と国道２４号が接続されることで、阪和自動車道和歌山インターチェンジへのアクセス向上と和歌山市内中心部の交通渋滞の緩和が期待されます。
そして、「市駅和佐線」は和歌山市出水(でみず)から鳴神までの６１０メートルで、渋滞緩和と歩行者などの通行の安全性向上が期待されます。
「松島本渡線」の供用開始は今月２９日の午前７時から、「南港山東線」は今月３１日の午後３時から、「市駅和佐線」は来月１８日の午後３時からそれぞれ予定されています。