和歌山県内の介護福祉施設や保育施設に就職を希望する人のための就職相談会が、きょう(3日)午後、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で開かれ、県内56事業者がブースを出展しました。
これは、和歌山県と県・社会福祉協議会が主催して毎年県内各地で開いているものです。
今年度(2015年度)最初のフェアの会場となった、和歌山ビッグ愛1階の大ホールには、県内に拠点を置く介護・福祉施設や保育施設のブースが設置され、担当者らが就職希望者らと面談し、仕事の内容や待遇などについて説明していました。
また会場には、福祉の仕事や必要な資格の取得方法などを専門家が答える相談コーナーも設けられました。
県・社会福祉協議会によりますと、今回のフェアに出展した施設の採用予定人数は519人で、内訳は介護職がおよそ65%の337人、次いで看護職58人、ヘルパー31人などとなっています。
一方、正規職員の求人は全体の56%あまりの294人、正規以外の常勤職員が70人、非常勤とパートが155人となっています。