災害時に備えたペットの救護対策をテーマにした催しが、あす(23日)和歌山市の和歌山ビッグ愛で開かれます。
催しは、獣医師らでつくる和歌山動物愛護推進実行委員会が主催して開くものです。行政や獣医師ら専門家が、災害への備えや、ペットの日ごろからの飼育管理の大切さなどについて基調講演を行います。また獣医師や保健所、自治会などさまざまな立場から災害時のペットの救護対策についてパネルディスカッションを行い、参加者からの質問にも答えることにしています。
このほか和歌山市消防局の協力でペットと一緒に煙を使った避難体験も出来るということです。主催する和歌山動物愛護推進実行委員会代表で、家庭犬インストラクターの石田千晴(いしだ・ちはる)さんは「災害時はペットと一緒に避難するという国のガイドラインが示されていますが、避難所には入れないのが現状です。さまざまな専門家からの助言を参考にまずは飼い主が自分の命を守って大切なペットの命も守ってほしい」と多くの参加を呼びかけています。犬や猫と一緒に参加できますが事前の申し込みが必要です。詳しいことは実行委員会、電話090・3358・7931番で問い合わせに応じています。