運転士や車掌の業務にふれ、鉄道に関する仕事を知ってもらおうと、きょう(2日)、和歌山市のJR和歌山駅で、小学生を対象にした「和歌山線お仕事体験会」が開かれました。
これは、JR西日本が開催したもので、体験会には抽選で選ばれた15組30人の小学生と保護者が参加し、運転士が実際に研修で使用する運転シミュレータを体験したり、駅員の制服を着て、改札横の窓口に立ちました。さらに、災害時に線路を点検するための「軌道自転車」に乗ったり、泊まり勤務で早朝に起きるための「起こし機」を体験し、子どもたちは、憧れの仕事にふれ、大喜びでした。
参加した小学2年の男の子は「楽しくて面白かった」と笑顔を見せていました。
JR西日本和歌山支社の川井正(かわい・ただし)支社長は「仕事そのものを体験して鉄道を知ってほしい。これからも、もっと楽しい企画にしていきたい」と話しました。