夏の高校野球和歌山大会で優勝し、3年ぶり21回目の甲子園出場を決めた智弁学園和歌山高校・野球部の壮行式がきょう(30日)、県庁前などで行われ、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らが、監督と選手にエールを送りました。
きょう正午過ぎから県庁前で行われた壮行式には仁坂知事や前芝正嗣(まえしば・まさつぐ)県議会議長ら県議会議員のほか、県職員や応援に駆け付けた市民らあわせておよそ300人が参加しました。
あいさつで仁坂知事は「心から甲子園でのご活躍をお祈りしています」とエールを送りました。
壮行式のあと、智弁和歌山の高嶋仁(たかしま・ひとし)監督は「甲子園に出るからには負けられないという思いです。よそ行きの野球はやりたくないので、県大会のような野球ができればいいです。キーマンはクリーンナップです」と話していました。
また、西山統麻(にしやま・とうま)主将も「今、気持ちが高ぶっています。甲子園で優勝目指して頑張ります」と話していました。
このあと、和歌山市役所でも壮行式が行われ、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が選手らを激励しました。
智辯和歌山が出場する第97回全国高校野球選手権大会は、来月(8月)6日から、西宮市の阪神甲子園球場で始まります。
大会の組み合わせ抽選会は来月3日の午後4時から、大阪市北区のフェスティバルホールで開かれます。