和歌山市に本社のあるスーパー大手のオークワはきのう(3日)、減収増益となる今期の連結中間決算を発表しました。
発表によりますと、ことし(2016年)2月から8月までの2017年2月期の連結中間決算は、営業収益が、前の期の同じ時期と比べて0・9%減って1328億3400万円、営業利益が15・2%減って7億5200万円、経常利益が5・9%減って11億2500万円となった一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は35・7%増えて9億500万円となり、2期連続の減収減益となりました。
これは、今後の新規出店にあわせた社員の採用増加やパート・アルバイトの時間給の上昇に伴う人件費の増加に加え、去年(2015年)、和歌山県で開催された国体やインターハイで食料品を中心に消費が伸びたことに伴う反動減が影響した一方、保有する株式を売却したため最終的に増益となったものです。
通期の業績予想については、ことし4月に公表した内容のままとしていて、営業収益を2730億円、営業利益を32億円、経常利益を37億円、当期純利益を13億5000万円と見込んでいます。