阪神甲子園球場で行われている夏の高校野球、第98回全国高校野球選手権大会は、きょう(8/15)、2回戦の第1試合で市立和歌山高校は、宮﨑代表の日南学園と対戦し、4対6で敗れました。

市立和歌山の応援団 声を振り絞る
市立和歌山は、2回に1アウト2・3塁から相手エラーと2番・河崎のタイムリーヒットで3点を先制しましたが、先発の栗栖が3回に1点、5回に2点を許して3対3の同点に追い付かれました。
その後、6回から代わった市立和歌山の赤羽が1アウト満塁のピンチを招き、打撃妨害と押し出しのフォアボールで2点をとられ、3対5と逆転されました。
市立和歌山は、7回に、4番・北嶋のタイムリーツーベースヒットで1点差に詰め寄りましたが、9回に追加点を許し、4対6で日南学園に敗れ、夏の大会で49年ぶりとなる3回戦進出はなりませんでした。
試合を終えて半田真一(はんだ・しんいち)監督は「前半は良い形で、選手たちは持ち味を出してよく頑張ってくれた。ここまで連れてきてもらい感謝の気持ちでいっぱい。」と話していました。
また河﨑 真(かわさき・しん)主将は「やりきったという気持ちで感謝しかない。序盤のタイムリーヒットは、チームの雰囲気も良かったので流れに乗ろうと思い切って打った。後輩たちには甲子園で2勝以上してほしい。」と最後の夏を振り返りました。
また先発の来栖拓巳(くるす・たくみ)投手にかわり6回からマウンドを任されたエースの赤羽陸(あかば・りく)投手は「甲子園という場所は春夏連続で来られて近いように思ったが1勝、2勝は簡単にできない遠い場所だと感じた。甲子園は夢の舞台だがやれば行けると後輩に伝えたい。」と後輩に思いを託していました。
(了)