整理収納の大切さや片付けの心構えを解説する講演会が、きょう(25日)、和歌山市太田の わかやま市民生協「いーかおホール」で開かれました。
わかやま市民生活協同組合の組合員有志でつくる、家事や子育てを援助し合う「たすけあいの会」が、組合員や一般の人に向けて、毎年テーマを変えてこの時期に開く講演会で、ことし(2016年)で24回目になります。
講演会では、インテリアコーディネーターで整理収納アドバイザーの、二出川(にでがわ)ひろよさんが、およそ40人の参加者を前に「ここちよく、安全に暮らすための整理収納術」というテーマで講演しました。
二出川さんは、片付けのタイプ診断を使いながら、「片付けることは精神面、時間面、経済面など多くの効果が期待できる。捨てることよりも、使うものと使わないものを分けることが大切」と参加者に呼びかけました。
友人と参加した和歌山市の和田克子(わだ・かつこ)さん70歳は、「先生の話のように、自分がいなくても分かるように片付けようと思いますが、自分がどこへ置いたのか忘れてしまいます」と笑っていました。