和歌山市内で2か所の整骨院を経営する男が、実際には柔道整復師がいないのに施術をしたように装い、岩出市からあわせて96万円あまりの療養費をだまし取ったとして、きょう(13日)詐欺の疑いで和歌山西警察署に逮捕されました。
逮捕されたのは、和歌山市の飲食店従業員の44歳の男です。
警察の調べによりますと、男は、経営していた和歌山市内の2か所の整骨院で、実際には柔道整復師の資格を持つスタッフがいないのに、岩出市在住の複数の患者に施術したと装い、2020年2月から2023年9月までの間に、国民健康保険者の岩出市に柔道整復施術療養費を請求し、あわせて96万8千円あまりをだまし取った疑いです。
和歌山市の国民保険課から警察に通報があり、発覚したということで、警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
なお警察では、ほかにも不正請求の疑いがあるとみていて、引き続き捜査しています。