銀行員の名刺を見せて和歌山市内の女性を安心させ現金10万円を欺し取った無職の男が詐欺の疑いで和歌山西警察署に逮捕されました。捕まったのは大阪市中央区に住む無職の山本惠一容疑者79歳です。警察の調べによりますと山本容疑者は、2年前の2013年11月18日頃、銀行員になりすまして和歌山市内住宅を訪問し、応対に出た当時44歳の女性に「口座を開設し、定期貯金をしたら懸賞金が当たるキャンペーンをしている」と持ちかけ、女性から現金10万円をだまし取った疑いが持たれています。山本容疑者は、銀行の副支店長の名刺を見せて相手を安心させ、「支店長の私の裁量で一等賞の10万円が当たるようにします。誰にも言わないで下さい」などと言葉巧みにだまし、10万円を出させていました。警察はきょう(14日)大阪にいた山本容疑者を逮捕しましたが、余罪があるものと見て追及しています。
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