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阪神淡路大震災の教訓を園児ら学ぶ(写真付)

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今月(1月)17日に発生から21年を迎える阪神淡路大震災の教訓から学ぶイベントがきょう(14日)、和歌山市で開かれました。

災害を想定して卵の殻の上を歩く園児(1月14日 和歌山ビッグ愛で)

災害を想定して卵の殻の上を歩く園児(1月14日 和歌山ビッグ愛で)

これは和歌山市のNPO団体「震災から命を守る会」が2011年から毎年、阪神淡路大震災が発生した1月17日に幼稚園や保育園に通う園児を対象に毎年開いています。ことしは1月17日が日曜日のため、きょうに変更しました。

和歌山市内の5つの幼稚園などの園児あわせておよそ150人が参加しました。そして、卵の殻の上を歩いて避難路にガラスが散らばっていることを想定する体験をしたり、寝ているあいだに地震が発生したことを想定して、頭を守り、すぐに靴を履くなどの訓練をしました。

また、和歌山大学の防災教育チーム「SAZANKA」のメンバー4人が幼児にもわかりやすいようにイラストやひらがなで書かれた防災手帳を配り、クイズなどで身を守る方法や避難方法を指導しました。

参加した園児らは「楽しかったです。卵の殻の上を歩いて痛かったです。靴を履いてから外に出ます。」などとと話していました。

主催したNPOの臼井康浩(うすい・やすひろ)理事長は「参加した園児たちは楽しんでくれたと思うのでうれしいです。いざという時、自分の命を守れるという当たり前のことを今回の経験を通じて自然に吸収してほしいです」と話していました。


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