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強風と大雨の影響(午後5時現在)

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梅雨前線の活動が活発となり、前線上の低気圧が西日本を通過したのに伴って和歌山県では、昨夜(3日)からきょう(4日)にかけて大雨や強風のため、鉄道や道路に影響が出ました。

和歌山地方気象台によりますと、きのう(3日)午前9時の降り始めからきょう(4日)午後4時までの雨量は、田辺市の護摩壇山で299ミリ、田辺市龍神で252ミリ、古座川町西川(にしかわ)で232・5ミリを記録するなど、南部を中心に強い雨となりました。

一方、和歌山市の友ケ島では正午前に最大瞬間風速27・2メートルと台風並みの強い風を観測しました。

大雨の影響でJR紀勢線は、午前9時過ぎから白浜駅と周参見駅の間で運転を見合わせていましたが、午後2時過ぎに運転を再開しました。このため特急くろしおなど上下6本が部分運休し、普通列車上下2本に9分の遅れが出ました。

また、土砂崩れや土砂崩れの恐れなどのため、県内の道路4ヶ所で全面通行止めとなっていましたが、その後2ヶ所が復旧しています。今も全面通行止めとなっているのは、県道29号田辺龍神線の田辺市上秋津(かみあきづ)付近と、県道197号滝切目停車場線(たききりめていしゃじょうせん)のみなべ町熊瀬川(くませがわ)付近です。

大雨による河川の増水で、南部川では午後1時過ぎにみなべ町谷口(たにぐち)の谷口観測所での水位が避難判断水位に達したため、県から氾濫警戒情報が発表され、みなべ町内の全世帯に避難準備情報が出されましたが、その後、午後5時前にいずれも解除されました。さらに切目川では午後3時過ぎに印南町古井(ふるい)の古井観測所での水位が氾濫注意水位に達したため、県から氾濫注意情報が発表されました。

気象台によりますと、梅雨前線はあす(5日)にかけても西日本から東日本に停滞する見込みで、近畿地方では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が不安定となっています。これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、引き続き注意を呼び掛けています。


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