和歌山市の男性からギターをだまし取ったとして和歌山東警察署はきょう(6/29)、大阪のミュージシャンを詐欺の疑いで逮捕しました。
捕まったのは、大阪府寝屋川市のミュージシャン、都築博(つづき・ばく)容疑者42歳です。
警察の調べによりますと、都築容疑者は、去年6月の中旬頃、大阪府寝屋川市の居酒屋で、音楽を通じて知り合った和歌山市の66歳の知人男性に対し、「自宅に泥棒が入り、ギターを盗まれた。困っているので、ギターを貸してほしい」とうそを言って、去年6月27日に和歌山市のJR和歌山駅の近くで男性から20万円相当のギターをだまし取った疑いがもたれています。
今年1月14日に男性から「ギターを返してもらえない」と警察に相談があり、捜査したところ、このギターは、すでに楽器店に転売されていました。
調べに対し、都築容疑者は、「ギターとギターケースをだまし取ったことに間違いありません」と容疑を認めています。
他にも被害を訴える相談が寄せられていて、警察は、都築容疑者が、同じような手口で複数のギターをだまし取っていたものとみて調べています。