和歌山放送の第６５５回番組審議会がきょう（２４日）開かれ、先月３０日に放送した「決断～新型コロナ、問われる知事の危機管理能力～」について審議が行われました。
この番組は、ことし２月に湯浅町の病院で新型コロナウイルス感染症がクラスター、集団発生して以降の仁坂知事をはじめとする県の取り組みを通して、「地方自治のトップに求められるものは何か」を問いかけるものです。
きょう（２４日）の審議会では、委員から「手間暇かけて取材した音源がスリリングな展開の中に効果的に使われていて、聴き応えがある」「巧みな編集で、現場の声といった裏事情も挟み込まれ、臨場感にあふれている」などの意見がありました。
一方で「コロナ対応全般の記録として再放送も検討してほしい」「番組終盤の大阪府の吉村知事や東京都の小池知事らとの比較解説は必要だったのか疑問に思う」といった意見も出されました。