有田市の望月良男（もちづき・よしお）市長は、きょう（６／２３）、８月３０日に告示される有田市長選挙に４選を目指してする考えを明らかにしました。
出馬表明する望月市長（2020年6月23日・有田市議会議場で）
これは、きょう開かれた有田市議会６月定例会の一般質問で、議員の質問に答えて述べたものです。
望月市長は、２００８年の市長選挙で、当時の現職をやぶって３６歳で初当選したあと、２回の選挙をいずれも無投票で当選していて、今年３月の議会でも、出馬の意向を問われていましたが、このときは、「熟慮したい」として回答を留保していました。
きょうの一般質問で、望月市長は、これまで取り組んできた施策を振り返り、「具現化できたものもあれば、道半ばのもの、方向転換を余儀なくされたものもあるが、すべての施策に共通する目的は、頑張った人が報われる社会を作るため」とした上で、「新型コロナウイルスに対応した新しい生活スタイルの模索が始まる中、周りからは、こんな大変な時期だからこそ、引き続き市政のかじ取り役を、という身に余る言葉をいただいた」と述べました。そして、「これまで市長として培った経験を力に変え、頑張っている人が報われる社会を作るため、コロナ渦に立ち向かう決断に至った」と述べ、４期目に向けて出馬する考えを表明しました。
有田市長選挙への立候補を表明したのは、望月市長が初めてです。
任期満了に伴う有田市長選挙は、８月３０日告示、９月６日の投開票が予定されています。
６月１日現在の有田市の選挙人名簿登録者数は２万３７８５人です。