和歌山県は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛の影響で大きな打撃を受けている観光業の回復を目指す「蘇りの地、わかやま」キャンペーンをスタートさせ、特設サイトをオープンしました。
仁坂吉伸知事はこれまでの会見で感染リスクを考慮しながら段階的に観光キャンペーンを展開し、観光客の誘致を目指すと発表していて、きのう(19日)、都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されたことを受けて特設サイトをオープンしました。
トップページには、串本町の橋杭岩や有田川町のあらぎ島など、和歌山の美しい風景写真がスライドショーで掲載され、現在、キャンペーンの第1弾として、景品が当たるスタンプラリーが公開されています。
スタンプラリーは、県内12か所の観光スポットを巡る「わかやまの休日 2nd(セカンド)スタンプラリー」と、ことし(2020年)の日本書紀 編纂1300年にあわせ、古事記や日本書紀にゆかりのある8つの神社を巡る「わかやま記紀の旅 周遊スタンプラリー」、そして、県内全域800㎞を超えるサイクリングロードを巡る「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」の3種類があります。いずれも、指定の期間内にスタンプを集めて応募すると、宿泊券や県産品が当たるということで、参加方法や応募要件などは特設サイトで確認することができます。
今後は、キャンペーンの第2弾も公開する予定で、仁坂知事は、サイトの動画メッセージの中で「和歌山へお越しいただき、心身ともにリフレッシュしていただくとともに、和歌山県も元気になるよう応援よろしくお願いします」と呼びかけています。
■「蘇りの地、わかやま」キャンペーン特設サイト
http://www.wakayama-kanko.or.jp/information/yomigaerinochi/