田辺市のＪＡ紀南に勤める４９歳の男が、近所の梅畑から収穫された青梅(あおうめ)およそ１０キロを盗んだとして、昨夜（１７日）窃盗の疑いで警察に逮捕されました。
田辺警察署の調べによりますと、田辺市中芳養(なかはや)のＪＡ紀南に勤める４９歳の男は、今月（６月）１５日の午前１１時ごろから、おととい・１６日の午前５時半ごろにかけて、自宅近くの農業の男性が管理する梅畑から収穫された青梅およそ１０キロ、時価５千円相当を盗んだ疑いです。
被害届を受けた田辺警察署員が防犯カメラの映像から男を割り出し、昨夜、窃盗の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「売るために盗んだ」などと供述していて、警察はこの他にも被害がないかなどを捜査しています。
ＪＡ紀南によりますと、男はＪＡ共済の仕事を中心に支所での勤務を担当していて、勤務態度はまじめだったということです。広報では「まだ本人と接見出来ておらず、事実関係の確認を急いでいるが、仮に容疑が本当だとしたら、農家の大事な農産物を盗むのはもってのほか」と話しています。