今年3月末に閉園した大阪のみさき公園から和歌山城公園動物園にやってきたフンボルトペンギンなどの動物が環境になじみ始めたため、管理する和歌山市では、動物の様子を見てできるだけ早く市民に全面公開したいと考えています。
和歌山市によりますと、和歌山城公園動物園にやってきたのはフンボルトペンギン6羽、タンチョウヅル2羽のほか、マーラやクサガメなど5種類の動物です。
先月26日に大阪のみさき公園から運び、新しい環境に慣れるためのトレーニングをしていました。
国の特別天然記念物のタンチョウヅルは、独自の園舎を設けているため、早速市民に公開され訪れたれた人を楽しませています。
しかし、フンボルトペンギンなどそのほかの鳥類については、以前からいる動物との関係を考慮して
バックヤードでの飼育を中心に行っていて、環境になじんだ段階で一斉に公開したいと
市ではその時期を模索しています。
和歌山城整備企画課は、新しく来た鳥類も環境に慣れてきたようなので、できるだけ早く公開して、
来園する市民に楽しんでもらと話しています。