和歌山青年会議所は、姉妹締結している香港の青年会議所と共同で、和歌山市内の児童養護施設に新型コロナウイルスの感染防止に役立つマスクを寄贈しました。

生徒の代表(右)にマスクを贈る松下理事長(左)(6月12日・和歌山市冬野「旭学園」)
これは、和歌山青年会議所が1992年に姉妹締結を結んでいる「香港沙田青年商會(ほんこんしゃてんせいねんしょうかい)」と5年に1度行っている、ものづくりや環境などをテーマにした共同事業「Love ofThe Earth(ラヴ・オブ・ジ・アース)」の一環で、今回は香港で行われる予定でしたが新型コロナウイルスの影響で変更となり、和歌山市内の児童養護施設に和歌山・香港双方の青年会議所がマスク2千枚を贈ることになりました。
このうち、和歌山市冬野(ふゆの)の児童養護施設「旭学園(あさひがくえん)」では、きょう(12日)午前、和歌山青年会議所の松下正典(まつした・まさのり)理事長らが訪れ、生徒の代表に子供用マスクと大人用マスクあわせて600枚を寄贈しました。

松下理事長(左)と旭学園の宮里施設長(右)
松下理事長は「普段から児童養護施設同士の交流を手伝っていて、新型コロナウイルスの第2波以降に備えるため何か我々に出来る事はないかと考えました」と話し、今後も支援を続ける考えを示しました。
旭学園の宮里裕子(みやざと・ゆうこ)施設長は「皆様の沢山の善意に感謝しています。これからもご協力を宜しくお願いします」とお礼を述べました。
和歌山青年会議所では、今月中(6月)に児童養護施設「こばと学園」と、社会福祉法人「虎伏(とらふす)学園」にもマスクを届けることにしています。