和歌山市を営業エリアとするJAわかやまは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、きょう(11日)患者を搬送する車両と点字プリンターを和歌山市に寄贈しました。

尾花市長(左)に目録を贈呈する板東代表理事組合長(右)(6月11日・和歌山市役所市長室)
JAわかやまでは、地域貢献活動の一環として、これまでにも和歌山市に子どもの安全や福祉に役立つ物品などを寄贈していますが、今回は、新型コロナウイルス感染症のまん延を受け、新たな感染拡大防止に役立つものとして、感染症患者の搬送用車両1両と、点字や文字、図柄などが印刷できる点字プリンター1台を寄贈しました。
搬送用車両は、患者を車いすごとリフトで車内に載せることが可能なタイプで、点字プリンターは目が不自由な人へ感染防止に役立つ情報の印刷に有効です。
きょう午前、JAわかやまの板東紀好(ばんどう・のりよし)代表理事組合長らが和歌山市役所の市長室を訪れ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に目録を贈呈し、尾花市長から板東組合長に感謝状が贈られました。
尾花市長は「どちらも大変優れもので大変有難い。市民の感染防止に役立てたい」とお礼を述べました。
板東組合長は「組合が出来る地域貢献を常に考えている。今後も続けていきたい」と話しています。
搬送用車両は和歌山市保健所で、点字プリンターは和歌山市ふれ愛センターで使用されます。