三重県御浜町(みはまちょう)で初めてとなる観光案内所「七里御浜(しちりみはま)ツーリスト・インフォメーション」がきょう(7日)、道の駅「パーク七里御浜」にオープンしました。
今年の秋に開業予定のアメリカのチェーン・ホテルに隣接し、運営は、外国人客の誘致に実績がある「田辺市熊野ツーリズム・ビューロー」に委託されました。
御浜町は、ホテル進出をきっかけに、世界遺産「紀伊半島の霊場と参詣道(さんけいみち)」の一部で、「伊勢路(いせじ)」と呼ばれる町内の熊野古道などを紹介し、観光振興につなげるための案内所を設置したものです。案内所は、木造2階建てで、1階には、熊野古道のマップなどを置き、英語が話せるスタッフを配置しています。
新型コロナウイルスの感染拡大の中でのオープンとなり、御浜町の大畑覚(おおはた・さめる)町長は、「計画を練り直さなければならない部分もあるが、観光を地域振興に生かす準備は整った。これからに期待したい」と話しました。
案内所は、年中無休で、午前9時から午後6時まで利用できます。