高野山真言宗の元管長、松長有慶(まつなが・ゆうけい)さんの妻、昌子(まさこ)さんが、先月(12月)31日に、亡くなりました。87歳でした。
松長昌子さんは、仙台市の出身で、東北大学文学部フランス文学科を卒業、斎藤文子(さいとう・ふみこ)のペンネームで小説も執筆し、1990年には「落日」で第7回大阪女性文芸賞を受賞しました。また、高野山大学の講師や、和歌山放送の番組審議委員などをつとめました。
松長昌子さんの通夜は、きょう(3日)午後7時から、告別式は、あす(4日)午後1時から、いずれも、高野町高野山17の3の高野山大霊園葬祭場で営まれます。喪主は、夫の有慶氏です。