1年の厄を落とし、翌年の豊作を祈願する火祭り、たいまつ押しが、きょう(31日)午後9時からかつらぎ町の下花園神社で行われます。
この祭りは、毎年大みそかの夜に行われており、県の無形民俗文化財にも指定されています。
祭りでは、火が灯された直径60~70センチ、長さおよそ7メートルの大松明を音頭とりの祝い唄の囃子によっておよそ15人の若い衆が担ぎ上げ、神社の境内を3回押し回します。
この後、花園郷土古典芸能保存会によって作られた小さい松明30本に火を灯し、200メートルに渡って行列が行われます。
たいまつ押しは午後9時からの開催ですが、祭りが始まる前には来場者を対象に抽選会も行われるということです。