和歌山県内の小・中学生が、犯罪や非行のない地域社会づくりや非行からの立ち直りなどをテーマに書いた「社会を明るくする運動作文コンテスト」の表彰式が、きょう(26日)午後、和歌山市二番丁(にばんちょう)の和歌山保護観察所で行われました。
このコンテストは、犯罪や非行のない明るい地域社会を目指そうという法務省の第69回社会を明るくする運動の一環として行われ、今年度(2019年度)で27回目を迎えました。
今回は、県内の小・中学校からあわせて7747点の作品が集まり、審査の結果、最優秀賞に、小学生の部からは智辯学園和歌山小学校5年・末木凛(すえき・りん)さんの「心のバリア」が、中学生の部からは近畿大学附属新宮中学校3年・岡㟢凛太朗(おかざき・りんたろう)さんの「やさしさ」がそれぞれ選ばれ、表彰されました。
県・保護司会連合会の小西健之(こにし・たけのぶ)会長は、ことしの作文について「実際の体験の映像が浮かんでくるような作品があり、私たちも日頃から手本にしなければならないのだと感銘しました」と講評しました。
このほか、優秀賞や県更生保護協会理事長賞など、県内審査で入賞した13人と「学校賞」を受賞した2校が表彰されました。