外国人向けに日本の情報を発信するウェブサイト「Gaijin Pot(ガイジン・ポット)」が行った読者投票で「2020年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」の1位に、和歌山県の熊野地方が、オリンピック開催地の東京都や札幌市などを抑えて選ばれました。
「Gaijin Pot」は、東京の株式会社ジープラスメディアが、日本在住、あるいは日本を訪れる外国人に向けて、英語で日本の情報を発信しているウェブサイトで、観光やグルメのほか、学びや住まい、体験といった日本にまつわる様々な情報を掲載していて、月間350万ページビューを誇ります。
このほど読者を対象に行った「外国人が訪れるべき日本の観光地」の投票で、和歌山県の熊野地方が、オリンピック開催地の東京都や札幌市のほか、横浜市や琵琶湖(びわこ)などを抑えて、第1位にランキングされました。
ガイジンポットは、その理由について「少なくとも何千年ものあいだ、深い山々と広大な海岸を訪れる人々を歓迎してきた。熊野信仰は、仏教と神道の調和のあかしで、その精神が世界中からの来訪者をもてなす。梅穫りやホエールウォッチング、平安衣装の体験が魅力的だ」と評価しています