南海電鉄と和歌山市はきょう(23日)から人気ロックバンド「ラルク・アン・シエル」のメンバーHYDEさんとコラボした特急「HYDE サザン」を運行することになり、難波駅で出発式が行われました。
これは和歌山市出身のHYDEさんが1月に和歌山市のふるさと観光大使に就任したことから実現したものです。
出発式で尾花正啓市長は、「サザンに乗って多くの人にHYDEさんゆかりの地を訪れてほしい」と挨拶しました。
HYDEさんの「僕自身も早くこの列車に乗って和歌山へ帰りたいです。」というメッセージも読み上げられました。
出発式には多くのファンが詰めかけ、スマートフォンで列車に描かれたHYDEさんとの記念撮影をしていました。
大阪市に住む25年来のファンという46歳の女性会社員は、「応援の気持ちでたくさん乗りたい」と興奮気味に話していました。
HYDEサザンには、HYDEさんが歌う姿や、和歌山城など市の観光名所が描かれています。この列車は難波と和歌山市、和歌山港間を来年(2020年)10月まで一日最大6往復します。