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JR和駅の絵馬「亥」から「子」へ 本宮大社寄贈(写真付)

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田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社の九鬼家隆(くき・いえたか)宮司が描いた、来年(2020)の干支の絵馬が、きょう(17日)、和歌山市のJR和歌山駅に贈られ、掛け替えが行われました。

新しい絵馬を掲げる九鬼宮司(左)と小島駅長

熊野本宮大社の九鬼宮司は、毎年、干支にちなんだ絵馬を自ら制作し大社の神門に掲げているほか、県内の新宮駅、紀伊田辺駅、白浜駅、さらに和歌山駅に贈っています。

絵馬の架け替えは、きょう午後2時からJR和歌山駅西口で行われ、改札付近の柱にかけられていたことし(2019年)の干支「「亥(いのしし)」の絵馬が外されたあと、「子(ねずみ)」の絵馬に掛け替えられました。

「亥」の絵馬を取り外したあと・・・

掲げられた絵馬はタテ105センチ、ヨコ157センチで、絵馬の中では和歌山のみかんをイメージしたオレンジ色の背景に自然災害や運行事故が無いように、という思いが込められた「安全」という文字と、小づちが描かれています。その小槌には、熊野本宮大社の主祭神に仕えたとされる八咫烏(やたがらす)と松竹梅(しょうちくばい)が描かれていています。

「子」の絵馬が取り付けられた

九鬼宮司は「地域の発展はもちろんのこと、災害や運行事故がなく、乗客の皆さんも無事で、平穏に過ごせるよう願っています」と話していました。

また、JR和歌山駅の小島弘義(こじま・ひろよし)駅長は、「絵馬をみて、和歌山駅を利用する人達に和歌山らしさを感じ取って頂ければと思います。来年は、干支の始まりの年ということで原点に返り安全に取り組んでいきます」と話しました。

新旧の絵馬を並べて

絵馬は中央改札の近くに掲げられていて、九鬼宮司は「駅を利用する皆さんには、みるだけでなく、親しみをこめて触ってもらえれば」と呼びかけていました。


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