「きのくにロボットフェスティバル２０１９」が、きょう（１５日）御坊(ごぼう)市立体育館で開かれ、全国から集まった小・中・高校生と高専の学生らが、自作のロボットで技術を競い合いました。
ロボットの腕を競う小学生ら（１２月１５日・御坊市立体育館）
開会式には、自民党の二階俊博(にかい・としひろ)幹事長や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らが出席して、全国や中国、タイなどから参加した小・中・高校生や高専生、企業担当者らを歓迎しました。
続いて児童や生徒によるロボットの競技大会が行われ、小学生の部は神戸市立東町(ひがしまち)小学校３年・谷口來生(たにぐち・ゆう)くん、中学生の部では奈良県上牧(かんまき)町立上牧中学校３年・冨岡獅堂(とみおか・しどう)くん、そして高校生の部では、県立田辺工業高校・工作部チームがそれぞれ優勝しました。
ＴＨＫ株式会社によるロボットの実演
また、ことしの全国高専ロボットコンテストで優秀な成績をおさめた地元の和高専や奈良高専、栃木県の小山(おやま)高専の学生らが洗濯物を素早く集めて物干し竿にかけるデモンストレーションを披露したほか、人の手の動きと連動したなめらかな腕の動きを見せる最新型企業ロボットの実演も行われ、高度な技術によるロボットの動作に、観客から盛んに拍手や歓声が送られていました。