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憲法改正問題シンポジウム 各政党議員も参加(写真付)

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憲法改正問題について議論するシンポジウムがきょう(7日)、和歌山市の県民文化会館で開かれ、各政党の県議会議員もパネリストとして出席しました。

パネルディスカッション

これは、和歌山弁護士会が主催したもので、きょう午後2時から開かれたシンポジウムにはおよそ160人が参加しました。はじめに、和歌山弁護士会憲法委員会の阪本康文(さかもと・やすふみ)弁護士が基調講演し、憲法9条の改正を巡る動きを振り返りながら、「何のために憲法に自衛隊を書き込むのか、現在の自衛隊明記案がどのように解釈される可能性があるのか、十分議論する必要がある」と述べました。

基調講演する阪本弁護士

続いて行われたパネルディスカッションでは、自民党、国民民主党、立憲民主党、共産党、公明党、日本維新の会に所属する県議会議員6人が登壇し、和歌山弁護士会憲法委員会の委員長を務める由良登信(ゆら・たかのぶ)弁護士がコーディネーターを務める中、憲法9条改正の是非について意見を交わしました。

改憲を推進する自民党の尾﨑太郎(おざき・たろう)県議は、「アメリカの戦争に、なし崩し的に賛成していくことがあったかもしれない中、9条が歯止めになった」と評価した上で、「条文を巡って混乱をきたしてきたのできちんと改正すべきだ」と述べました。一方、「個人的には、自衛隊を明記しても何も変わらないなら、何のために書くのかが分かりにくい印象だ」とも付け加えました。

反対派の立憲民主党、谷口和樹(たにぐち・かずき)県議は「9条に自衛隊を明記すれば、集団的自衛権の一部行使容認を追認することになり、日本国憲法の基本原理に反する」などと、党の見解を説明しました。


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