少子高齢化に伴う人手不足によって、大学などの高等教育を受けた外国人を正社員として採用する動きが広がるなか、留学生と企業との相互理解をはかる合同ワークショップが、きょう(5日)午後、和歌山市栄谷(さかえだに)の和歌山大学で開かれました。
これは、JETRO(ジェトロ)和歌山と和歌山県、それに和歌山大学キャリアセンターが共同で開いたもので、今回はアジア圏を中心とする和歌山大学の留学生15人と、和歌山県内の製造業5社の担当者が参加しました。
はじめに、和歌山市のニット横編み機大手・島精機製作所の人事担当者が、中国やアメリカ、スペイン出身の社員が、それぞれニットサンプルの製品提案やデザイン用ソフトウェアの開発、機械のアフターサービスなどで活躍している様子を紹介しました。
島精機では去年(2018年)から積極的に外国籍の人材を採用し、現在、14人が在籍しています。
続いて、留学生と企業の合同ワークショップが開かれ「和歌山の企業で働くには何が必要かという」テーマで、通勤環境や住環境などの側面からお互いの意見を交換しました。
ジェトロ和歌山の柴田哲男(しばた・てつお)所長は「ジェトロは海外貿易のほかにも、高度外国人材のマッチングにも力を入れています。今後、県内企業の人材不足解決に役立てるよう、このような取り組みにも力を入れたい」と話しています。
和歌山大学キャリアセンターの門田充浩(かどた・みつひろ)副課長は「企業と留学生との相互理解を深められる。今後、外国人人材を求める県内企業の情報を積極的に提供できれば」と話しています。