きのう(12/2)、田辺市役所近くの道路で横断歩道を渡っていた78歳の女性が、ダンプカーにはねられ、死亡しました。
きのう午前10時頃、田辺市上屋敷の市道で、信号のない横断歩道を渡っていた田辺市上の山(うえのやま)の無職、渡瀬榮子(わたせ・えいこ)さん78歳が信号機のない横断歩道を歩いて渡っていたところ、走ってきたダンプカーにはねられました。
渡瀬さんは、頭を強く打っていて、ドクターカーの医師が、およそ20分後に現場で死亡を確認しました。
ダンプカーを運転していたのは、田辺市中三栖(なかみす)のトラック運転手、小嶌勉(こじま・つとむ)容疑者64歳で、現場に駆け付けた警察官が、業務上過失運転致傷で現行犯逮捕し、その後、渡瀬さんが死亡したため、容疑を業務上過失運転致死に切り替え、捜査しています。
警察の調べに対し、小嶌容疑者は、容疑を認めていて、「発見するのが遅れた」と話しているということです。
現場は、田辺市役所の前を通る片側2車線の市道で、渡瀬さんが渡っていた横断歩道は田辺大橋の近くにあり、信号機はないものの、見通しの良い直線道路でした。