和歌山県内の14の警察署に設置されてい協議会の代表者が一堂に集まり、和歌山県公安委員会や県警察本部の幹部と地域の安全について意見交換する「第16回和歌山県・警察署協議会・代表者会議」が、きょう(11/28)、和歌山市で開かれました。
警察署協議会は、県公安委員会から委嘱された住民で構成するもので、県内14の警察署にそれぞれ設置されていて毎年、一堂に会して、県公安委員会や県警の幹部と地域の安全について意見交換しています。
きょう午後3時から和歌山市友田町のホテルグランヴィアで開かれた会議には、各警察署の協議会の代表者14人をはじめ、県公安員会の細江美則(ほそえ・よしのり)委員や、県警察本部の檜垣重臣(ひがき・しげとみ)本部長らあわせて21人が出席しました。
会議の冒頭、細江公安委員が挨拶し、「地域の安全は実情をよく知っている地域の人と警察が一体となって考えてこそ、より多くの成果が上がります。今日(こんにち)まで歴代委員が築き上げてこられた実績を礎(いしずえ)として、和歌山県警の運営指針である『県民の期待と信頼にこたえる、強さと優しさを兼ね備えた警察』を確立するため、引き続き、ご尽力ください」と述べました。
また県警の檜垣本部長は、「協議会は、2001年の設置以降、県民のための警察を実現する上で、非常に重要な役割を担ってもらっています。協議会では、委員の皆さんの意見を伺い、誠実に対応していくことで安心安全の確保につながるものと考えています」と述べ、幅広い意見を求めました。
このあと、会議は非公開で行われ、委員からは、防犯カメラの設置や交通事故が発生しやすい危険個所など、住民の目線に立った、それぞれの地域の課題が提示されたということです。