コンビニエンスストア大手のセブン・イレブン・ジャパンは、和歌山県産の野菜をたっぷり使った2種類のフード商品を、今月(11月)26日から県内の86店舗で限定発売することになりました。
これは、県産食材の販売促進を目指す和歌山県がセブンイレブンと包括連携協定を締結して15周年を迎えたことを記念し「和歌山県民の野菜摂取を応援」と銘打って商品開発を行ったものです。
このうち「白身魚の和風あんかけ丼」は和歌山市産の布引(ぬのひき)だいこんと白菜、それに田辺市産の青高菜(あおたかな)が用いたあんかけ丼で、柔らかく味のしみた布引だいこんと白菜の甘み、それに、アクの少ない鮮やかな色あいの青高菜が特徴的な一品です。
もう一つは「チキンとたまごのお野菜サンド」で、たっぷりの緑黄色野菜と鶏肉のサンドイッチを湯浅醤油で味付けしています。
あんかけ丼は税抜き420円、サンドイッチは税抜き298円で、いずれも今月26日から期間限定で、県内86店舗のセブンイレブンで販売されます。
ところで厚生労働省の調査によりますと、和歌山県民の1日の野菜摂取量は、男性は1日280グラムで全国26位、女性は1日232グラムで全国45位と男女とも低い傾向にあり、県では「野菜摂取量の増加につなげたい」と期待しています。