「ねんりんピック紀の国わかやま2019」の関連イベントの一つで、県内の音楽・文化団体が参加する「音楽文化祭」が、きのう(10日)午後、和歌山市の県民文化会館大ホールで開かれました。
第1部の「ふれあいステージ」では、紀美野町の県立海南高校・美里分校の太鼓部が勇壮な太鼓の演奏を披露したほか、田辺市のグループ「秋津川炭琴サークル」と田辺市立秋津川中学校がこの日のためにコラボレーションし、地元発祥の紀州備長炭を使った楽器「炭琴(たんきん)」の澄んだ音色を響かせました。
また、県立紀伊コスモス支援学校の生徒が元気いっぱいのよさこい演舞を、和歌山市のおのみなと幼稚園の園児が息の合った鼓笛演奏を、それぞれ披露し、会場を沸かせました。
第2部は、今月(11月)、1974年のデビューから45周年を迎えた歌手の太田裕美(おおた・ひろみ)さんによるコンサートで、「九月の雨」や「木綿のハンカチーフ」などの代表曲に手拍子が起こっていたほか、最後は、この日のすべての出演者およそ180人で童謡「手のひらを太陽に」を歌い、およそ1200人の観客から大きな拍手が送られました。