私たちの身の回りで使われている税金について子ども達どうしで教え、学んでもらおうという「税の授業」が、きょう(8日)午後、和歌山市立大新(だいしん)小学校で行われました。
「税の授業」は学校の租税教育を充実させようと、和歌山税務署などが、県内の学校と連携して行っている取り組みで、ことし(2019年)で9年目となります。
きょう行われた授業には、大新小学校の6年1組の17人が参加し、和歌山信愛中学校3年の福屋美波(ふくや・みなみ)さんと、大西彩加(おおにし・あやか)さん、坂下雅姫(さかした・みやび)さんの3人が講師となって、税金に関する豆知識を3択クイズで出題したり、国税庁が子ども向けに制作した税金の大切さを啓発するアニメを流したりしながら、警察や消防、道路保全、学校教育などの社会基盤と税金との関わりを教えました。
授業の後半では、1億円とほぼ同じ重さの模擬紙幣がぎっしりと詰まったジュラルミンケースが登場し、児童らが重さ10キロあまりあるケースを持ち上げる体験をしました。