和歌山市の30歳代の女性が、腸管出血性大腸菌O157に感染し、発症したことがわかりました。
和歌山市によりますと、この女性は、今(10)月20日に腹痛や下痢を訴え、さらに血便も出たため、22日に医療機関を受診し、3日間、入院しました。そして、検査を行った結果、便からベロ毒素が検出され、O157に感染していることがわかりました。女性は、すでに退院していて、快方に向かっているということです。
今年になって和歌山県内でO157に感染した人は、これで19人となりました。
O157は、年間を通じて発生する感染症で、和歌山市では、食品の取り扱いや手洗い、衛生管理の徹底を呼びかけています。