和歌山県は、ことし(2019年)8月に秋雨前線による豪雨で被災した佐賀県に対して、東京事務所を通じて見舞金30万円を贈呈することになりました。
これは、県が内規に照らし合わせて行っているものです。
ことし8月27日から29日にかけて対馬(つしま)海峡に停滞した秋雨前線の影響で、佐賀・福岡・長崎の九州北部を中心に記録的な豪雨となり、大雨特別警報が出されました。
佐賀県では、武雄市(たけおし)で3人が死亡し、大町町(おおまちちょう)では浸水で病院が一時孤立したほか、県内全体では床上浸水が794軒、床下浸水が903軒にのぼるなど、甚大な被害となりました。
和歌山県では、内規に照らし合わせて、佐賀県に見舞金30万円を贈ることを決め、あさって(9日)の午後2時、県・東京事務所の山下芳弘(やました・よしひろ)所長が、佐賀県首都圏事務所の元村直実(もとむら・なおみ)所長を訪れ、見舞金を贈呈することになりました。