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「きのくに音楽祭2019」あす(4日)開幕

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東京芸術大学学長で和歌山県立図書館の音楽監督も務める、和歌山市出身の澤和樹(さわ・かずき)さんがプロデュースする「きのくに音楽祭2019」が、あす(4日)から開幕します。

これは和歌山に新しい音楽文化の息吹を吹き込み、市民に様々な音楽に触れてもらおうと、澤さんが総監督となり、和歌山出身の音楽家を多数招いて初めて開かれる音楽祭です。

初日のあすは、午前9時から、木の神様をまつる和歌山市の伊太祁曽(いたきそ)神社で、澤さんと箏曲家(そうきょくか)の西陽子(にし・ようこ)さんが、ヴァイオリンと琴の奉納演奏で開幕を飾ります。

このあと正午からは、和歌山城天守閣前広場で、ヴァイオリニストの寺下真理子(てらした・まりこ)さんや尺八奏者の辻本好美(つじもと・よしみ)さん、ピアニストの上野山英里(うえのやま・えり)さんが、オープニングライブを繰り広げます。

午後1時半からは、紀州徳川家16代当主の徳川頼貞(とくがわ・よりさだ)が集めた「南葵(なんき)音楽文庫」にスポットを当てた「きのくに発掘コンサート」が、午後7時からは、若手音楽家によるクラシック室内楽の演奏会が、いずれも県立図書館メディア・アート・ホールで開かれます。

2日目の5日は、午前11時からイオンモール和歌山1階のサークルコートで、県内の小学5・6年生が楽器を持って演奏を続ける「マラソンコンサート」や、午後1時から、県立近代美術館と博物館のエントランス広場で開かれる高校生のミニライブ、午後2時から和歌山市野崎(のざき)の緑風舎(りょくふうしゃ)で開かれる、ワインと共にバロック音楽を楽しむコンサート、午後7時から県立図書館メディア・アート・ホールで、津軽三味線奏者の木乃下真市(きのした・しんいち)さんやパーカッションの大家一将(おおや・かずまさ)さんらによる邦楽コンサートが行われます。

千秋楽の6日には、舞踊家の近藤良平(こんどう・りょうへい)さんを和歌浦に招き、午前11時から明光(めいこう)通り、午後3時からあしべ屋妹背別荘(いもせべっそう)でダンスと演奏のコラボレーションが行われるほか、正午からは、レストラン・デサフィナードで「サンデーランチ邦楽コンサート」、そして午後7時からは、県立図書館メディア・アート・ホールで「ファイナルコンサート」が行われ、音楽祭を締めくくります。

また、きょう(3日)午後6時からJR和歌山駅前で、開幕直前を祝って、和歌山児童合唱団による「宵祭(よいまつり)ミニライブ」も行われます。

プロデュースする澤さんは「次の世代を担う子どもや若手演奏家を主役に、手作り感満載でお送りする和歌山初の音楽祭にどうか期待して欲しい」と話しています。

詳しいことについては公式ウェブサイトに掲載されています。


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