和歌山市出身の夫婦(めおと)和太鼓ユニット、「奴達(てきゃら)」のライブがおととい(9/28)、和歌山市の伊太祁曽(いたきそ)神社で開かれました。
奴達(てきゃら)の安田邦彦(やすだ・くにひこ)さんと千晶(ちあき)さん夫妻は、現在、千葉県を拠点に活動していますが、年に一度、ふるさとの和歌山市へ帰り、伊太祁曽神社で和太鼓のライブを開いていて、今年で8回目でした。
伊太祁曽神社の常盤殿(ときわでん)で開かれたライブでは、和太鼓に、鈴や鉦、篠笛の音色を交えたオリジナル曲など8曲が演奏され、訪れたおよそ70人が聞き入っていました。
演奏の合間には、観客が和太鼓をたたいて演奏する体験コーナーも行われ、邦彦さんの指導で参加した6人の男女がバチを握って降りおろし、最後には、奴達(てきゃら)の太鼓と笛や会場の手拍子や掛け声とともに演奏しました。
奴達(てきゃら)の2人は「太鼓の音には、自分の気持ちが現れます。きょうは、太鼓と拍手でとても暖かい雰囲気を作れました。この場所で演奏させていただくことの喜びを感じながら、また来年も帰ってきます」と話していました。