実りの秋を迎え、橋本市できょう(28日)、親子で田植えを体験するイベントが開かれました。
これは、和歌山市を中心に県内や周辺府県でスーパーマーケットを展開する株式会社松源(まつげん)が、春の田植え、秋の稲刈りの体験を通して「食」の大切さを学んでもらおうと、毎年行っています。
今年で6回目となった、きょう(28日)の稲刈り体験には、応募の中から抽選で選ばれ、招待された15家族46人の親子らが参加しました。
会場となった、橋本市恋野(こいの)の水田では、まず、松源の取締役部長で水田のオーナーでもある赤坂昌良(あかさかまさよし)さんが苗作りからお米ができるまでの過程や稲の刈り方などを説明しました。
このあと参加した親子らは、水田に入り、鎌を使ってたわわに実った稲を刈り取っていきました。
稲刈りを初めて体験する子どもたちは、「鎌を使うのはちょっと怖かったけれど、楽しかった」と話し、額に汗をにじませながら稲刈りを楽しんでいました。
また、子どもたちと一緒に稲刈りを体験した父母や祖父母らは、「こんな体験はなかなかできないので、楽しいです。今夜は、手間をかけて作られたお米に感謝してご飯を食べたいと思います」と話していました。
一行はこの後、大阪府富田林市にある農業公園に移動してバーベキューを行ったほか、温泉に入り、秋の一日を満喫しました。