南海トラフ巨大地震で大きな被害が想定される白浜町できょう(25日)地震が発生したという想定で、GPS機器の位置情報を救助に活用する実証実験が行われました。
実験は地元の保育園の園児にGPS機器が付いたライフジャケットを着用してもらい、消防などと協力して実施されました。
実験に参加した関係者は「被災者がどこにいるか分かり、救助に有効だ。最適な活用方法を議論したい」と話しています。
県の想定によりますと、南海トラフ巨大地震の発生で、白浜町には最大で16メートルの津波が到達するとみられています。
最悪の場合町の26パーセントにあたる3500棟が津波で全壊するとされています。