日本唯一の飛び地の村、北山村で、きょう(15日)、雨上がりの青空が広がる中、希少な柑橘「じゃばら」に感謝し、親しんでもらおうという「じゃばらの里の収穫祭」が開かれ、県内外から多くの人が訪れ、賑わっています。
これは、北山村青年会が毎年、この時期に開催する人気の催しです。
きょうの北山村は、朝から雨上がりの青空が広がり、気温が高く、汗ばむ陽気となっています。
収穫祭は、午前10時から、北山村下尾井(しもおい)の、道の駅や温泉、宿泊施設などが集まる「おくとろ公園」で始まり、訪れた観光客は、物産販売や飲食のブースをまわったり、ステージのお笑いやダンスショーを楽しんでいます。
はっぴ姿でステージに登場した奥田貢(おくだ・みつぐ)村長は「きょうは例年にない温かさになった。ことしのじゃばらは収穫量は少ないものの品質は良い。奥瀞(おくどろ)道路も開通して、近くなった北山村に注目してもらいたい」とあいさつしました。
収穫祭は、午後4時まで行われ、このあとも「じゃばらドリンク早飲み競走」や、「飛び地でジャンプ大会」などユニークで楽しいイベントが続きます。