都会のオフィス街を中心に健康管理に役立つ食事を提供する「タニタ食堂」を展開している東京の株式会社タニタは「金芽米(きんめまい)」や「金芽ロウカット玄米」の販売や提供で連携している和歌山市の東洋ライスに、きょう(8日)感謝状を贈呈し、今後の一層の関係強化を確認しました。
きょう午後、和歌山市黒田(くろだ)の東洋ライス本社にタニタの谷田千里(たにだ・せんり)代表取締役が訪れ、東洋ライスの阪本哲生(さかもと・てつお)副社長に感謝状と、記念品として、金色に輝く特別仕様のタニタの体組成計(たいそせいけい)を贈呈しました。
タニタは、2012年に東洋ライスと共同で「タニタ食堂の金芽米」と「タニタ食堂の金芽米ごはん」を全国で発売したほか、全国の「タニタ食堂」など31カ所で、東洋ライスの金芽米と金芽ロウカット玄米を提供しています。
タニタの谷田代表取締役は「コメの加工技術の高さをずっと保ち続けている。今後も協力関係を継続させたい」と話しています。
東洋ライスの阪本副社長は「我々のほうが感謝状を贈りたいくらいだ。世の中に無かったモノを開発し、世の人々の幸福に寄与する姿勢が共通している」と答えました。
このあと谷田代表取締役は、精米工場や雑賀(さいか)技術研究所を見学しました。