税務調査で訪問したみなべ町の住宅から現金が入った財布を盗んだとして、和歌山地方検察庁はきょう(7日)、御坊税務署の職員だった26歳の男を窃盗の罪で和歌山地方裁判所に起訴しました。
窃盗の罪で起訴されたのは、当時、御坊税務署に勤務していた兵庫県川西市の無職、畑裕貴(はた・ゆうき)被告26歳です。
起訴状などによりますと、畑被告は去年(2018年)12月4日ごろ、税務調査のため訪問したみなべ町の農家の男性宅から、現金およそ2500円と診察券などが入った財布1個を盗んだとされています。
畑被告は去年7月から御坊税務署に勤務し、納税者の自宅を訪問して所得税に関する調査を担当していて、先月(1月)28日付けで、大阪国税局から懲戒免職処分を受けています。