きょう(6日)午前、日本でおよそ3年ぶりとなる部分日食が見られ、和歌山県内では雲の切れ間から一部を見ることができました。
きょう午前の和歌山県地方は、あいにくの雲り空となり和歌山市では、太陽が最も大きく欠ける午前10時前ごろまでは雲に覆われ、太陽は見えませんでしたが午前10時半ごろから、薄い雲の切れ間に、欠けた太陽の姿が見え隠れしました。
紀美野町にある町立みさと天文台でも、午前10時前の食の最大のころから、薄雲越しに日食が観測できました。そして、各地で開催された日食観察会も親子連れらでにぎわいました。
ところで、前回日本で部分日食が見られた2016年3月9日も、和歌山では雨から曇りの空模様で見ることができなかったため、県内では2012年5月20日の金環(きんかん)日食以来、およそ7年ぶりの日食となりました。
次に和歌山で日食が見られるのは、ことし12月26日の午後から夕方にかけてで、最大で、今回とほぼ同じくらい欠ける部分日食があります。