QRコードをスマートフォンで読み込むと、推奨県産品「プレミア和歌山」を詰め合わせたカタログギフトをインターネットで相手に発送できる新しいサービスが、今月(1月)30日から、和歌山市のホテル・アバローム紀の国に導入されます。
「みやげっとde(で)プレミア和歌山」と名付けられたこのサービスは、和歌山県がIT企業のプラットフォームを活用してスタートするもので、ホテルなどに設置されたポップに表示されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、プレミア和歌山のカタログギフトを選ぶサイトに接続され、値段に応じたコースを選んで決済するもので、送りたい相手にメールやLINEなどで送信し、メッセージ動画や写真も添付できます。
送られた相手は、自分の受取り住所などを入力して返信すると、数日後に商品が届きます。
商品は、梅干しやみかんジュース、しらすなど食品を中心に66品が登録されていて、第1弾として、今月30日からアバローム紀の国のロビーや客室にポップが設置されます。
このサービスは、全国的には道の駅や駅の売店などで導入されていますが、都道府県単位では和歌山県が初めてということです。
県では「日帰り出張で時間に余裕が無いビジネス客が手ぶらでおみやげを贈れるうえ、贈りたい相手の個人情報保護にも役立つ。この先、白浜や大阪のホテル・旅館のほか、県内の主要な駅やタクシーの車内、飲食店などでも利用できるようにしたい。また2020年ごろには多言語化にも対応し、空港にも設置できれば」と話しています。