開通を間近に控えた高速道路を歩いたり、自転車で走る催しが、きょう(5日)行われ、あいにくの雨にもかかわらず、大勢が参加しました。
これは、国土交通省や和歌山県などでつくる実行委員会が、紀勢(きせい)自動車道開通記念として開催した「高速道路フリーウォーク」と「サイクリング大会」です。
午前中は、国体までの開通に向けて整備が進む紀勢道のインターチェンジなど5か所で、決められた範囲内を自由に散策できるフリーウォークが行われ、真新しい道路や橋、トンネル、道路からの眺めなどを楽しみながら、雨にもかかわらず大勢が参加しました。午後は、1週間後に開通を控えた紀勢道の田辺・白浜間を自転車で走る最大28キロのサイクリング大会が開かれ、賑わいました。
高速道路は開通すると、自転車や歩行者は立ち入ることができないため、参加者は、最初で最後のウォークやサイクリングとなりました。
紀勢道は、南紀田辺インターから南紀白浜インターまでの14キロが、夏休みなど本格的な行楽シーズンを前に今月(7月)12日午後3時に先行開通し、残りの南紀白浜インターからすさみ南インターまでの26キロは、紀の国わかやま国体の開催までに開通する予定となっています。