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開通間近の高速道路でウォーク&サイクリング

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開通を間近に控えた高速道路を歩いたり、自転車で走る催しが、きょう(5日)行われ、あいにくの雨にもかかわらず、大勢が参加しました。

これは、国土交通省や和歌山県などでつくる実行委員会が、紀勢(きせい)自動車道開通記念として開催した「高速道路フリーウォーク」と「サイクリング大会」です。

午前中は、国体までの開通に向けて整備が進む紀勢道のインターチェンジなど5か所で、決められた範囲内を自由に散策できるフリーウォークが行われ、真新しい道路や橋、トンネル、道路からの眺めなどを楽しみながら、雨にもかかわらず大勢が参加しました。午後は、1週間後に開通を控えた紀勢道の田辺・白浜間を自転車で走る最大28キロのサイクリング大会が開かれ、賑わいました。

高速道路は開通すると、自転車や歩行者は立ち入ることができないため、参加者は、最初で最後のウォークやサイクリングとなりました。

紀勢道は、南紀田辺インターから南紀白浜インターまでの14キロが、夏休みなど本格的な行楽シーズンを前に今月(7月)12日午後3時に先行開通し、残りの南紀白浜インターからすさみ南インターまでの26キロは、紀の国わかやま国体の開催までに開通する予定となっています。


ミラノ万博の日本館で「和歌山県の日」始まる(写真付)

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イタリアのミラノで開かれている「ミラノ国際博覧会」の日本館イベント広場で、5日から「和歌山県の日」が始まりました。

梅干しの試食、好評(ミラノ万博、5日)

梅干しの試食、好評(ミラノ万博、5日)

県の日は、7日までの3日間で、ステージでは、世界農業遺産に申請している「みなべ・田辺の梅システム」のほか、醤油や味噌など和歌山県発祥の発酵食品を使った和食の実演や試食、梅やミカンのジュースの飲み比べなど、さまざまなPR活動が行われています。

プレゼン中の仁坂知事(ミラノ万博、5日)

プレゼン中の仁坂知事(ミラノ万博、5日)

この日、イベントのはじめに、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事によるプレゼンテーションが行われました。知事は、ゲーテの詩を引用しながら「イタリアと和歌山は、風景や、おいしいものがたくさんあるところが似ている」と切り出し、「地中海料理と同じように、和食も世界無形遺産に登録されたが、その味の基本は、和歌山県が発祥の発酵食品で、和食の原点です。ぜひ、和歌山県を訪れてください」とアピールしました。

来場者の多くは、地元イタリアの人たちで、「人気の日本食の始まりが和歌山県なのだ」と感心し、熱心に聞きいっていました。

県の日では、和歌山市出身の料理研究家、貝谷郁子(かいたに・いくこ)さんによる和歌山の特産品を使った和食の実演と試食、リラ創造文化専修学校の生徒による歌と踊りのステージ、梅干しの試食のほか、ミカンやジヤバラ、梅のジュース、梅酒、日本酒などの試飲会も行われています。

平安衣装の女性と記念撮影する来場者(ミラノ万博、5日)

平安衣装の女性と記念撮影する来場者(ミラノ万博、5日)

ミラノ国際博覧会は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに、ことし5月に開幕、世界140か国以上の国と地域が参加する総合的な博覧会で、会期は10月末までの半年間となっています。

アマゾンと県内地場産業者のマッチング&商談会(写真付)

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インターネット通販大手のアマゾンと、和歌山県内の地場産業者による商談会が、きょう(6日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

アマゾンの仕組みを説明する担当者(7月6日・アバローム紀の国)

アマゾンの仕組みを説明する担当者(7月6日・アバローム紀の国)

この商談会は、全国の優れた地場産品の販売強化を目指すアマゾンと和歌山県が協議して初めて行われたもので、事前の応募で集まった、生活雑貨や台所用品、家具などを手がける県内の地場産業者およそ30社が参加しました。

はじめに、アマゾンの小売部門の担当者が、実際の販売の仕組みや利用者の傾向などについてスライドを使って説明し、2000年に本や洋書の販売サイトとして創業したアマゾンが、15年間で5000万点を超える商品を扱い、素早く商品が届く総合通販サイトとして成長し、いまでは月間およそ4千万人の来訪者を誇るなど、利点をアピールしました。

続いて行われた個別商談会では、アマゾンのバイヤーが業社と直接仕入れや販売について相談に応じました。

和歌山市で建具の製造販売をしている男性は「直接説明を聞くと参入しやすいことがわかった。オーダードアやリフォーム関連、そのほかの地場産品の受注も可能で、将来的に海外進出も視野に入れられる」と前向きに話していました。

事業者の相談に応じる木野田さん

事業者の相談に応じる木野田さん

アマゾンジャパン株式会社・国内営業課の木野田有治(きのだ・ゆうじ)さんは「業者の顔が見える場をアマゾンが提供することで、和歌山をはじめ全国の魅力的な産品を広く流通させるきっかけにしたい」と話しています。

和歌山県は、今月(7月)29日の午後1時半から、食品関連の業者に向けたアマゾンとの相談会を開く予定です。

特殊詐欺防止対策研修会 県内の金融機関を対象に初開催(写真付)

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特殊詐欺の被害を無くすための研修会がきょう(6日)、和歌山市で開かれ、和歌山県警察本部の担当者が県内の金融機関の担当者を相手に特殊詐欺被害の現状と手口を紹介し、詐欺への理解を求めました。

高齢者に扮した警察官(右)を対応する窓口担当者(7月6日)

高齢者に扮した警察官(右)を対応する窓口担当者(7月6日)

この「特殊詐欺被害防止対策研修会」は、和歌山県警・生活安全企画課が初めて企画したもので、今月中に県内4か所で開かれる予定です。

初回のきょうは和歌山市友田町の紀陽東和歌山ビルで研修会が行われ、県内の金融機関の窓口担当者およそ60人が参加しました。研修では窓口担当者が県警・犯罪抑止総合対策室の中弥泰典(なかや・やすのり)室長から特殊詐欺被害の現状を聞いたあと、近畿6府県の警察が制作した特殊詐欺の手口を紹介するDVDを鑑賞しました。

このあと、銀行を訪れた高齢者が知人から頼まれて300万円を出金するという想定での対応訓練も行われ、銀行で窓口を担当する職員と上司が高齢者役の警察官を相手に丁寧に説得していました。

対応訓練を行った銀行窓口の女性職員とその上司は「厳しいところを突かれたと思います。答えにくいことを質問してもらったので、返答できて良い経験になりました」「私も高齢者の年齢に近づき、想いもわかってきたので、しっかり話を聞いて、対応しなければいけないと思いました」と話していました。

また、中弥(なかや)室長も「各金融機関の方にも熱心に聞いていただき、訓練も窓口担当者と上司の人がうまく連携を取っていたと思います」と研修会の感想を話していました。

県警生活安全企画課によりますとことし6月末現在の特殊詐欺の被害金額は2億310万円あまりで、前の年より1億5000万円あまり減っていますが、被害件数は25件で、前の年の同じ時期に比べて2件増えています。

一方、ことし5月に始まった県内の銀行窓口で高額出金を行おうとした高齢者を警察に通報する「全件110番通報制度」ではこれまでに298件の通報があり、このうち3件の特殊詐欺を防ぐことができたということです。

母の生存装い年金詐欺容疑 和市の介護福祉士逮捕

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死亡した母親が生きているように装い、支払われた遺族厚生年金およそ190万円をだまし取ったとして、和歌山東警察署はきょう(7/6)、詐欺などの疑いで和歌山市の介護福祉士を逮捕しました。

捕まったのは、和歌山市岩橋の介護福祉士、大倉澄子(おおくら・すみこ)容疑者63歳です。

警察の調べによりますと、大蔵容疑者は、2004年5月に死亡した母親が生きていると偽った虚偽の現況届を日本年金機構に郵送し、おととし12月から去年10月にかけて6回にわたってあわせておよそ190万円をだまし取った疑いがもたれています。

母親の死亡後、実際には、2004年6月から去年10月までの10年間に、63回にわたって総額2千万円余りが支払われていますが、一部は公訴時効が成立しているということです。

和歌山東警察署では、今年3月に年金機構から相談を受けて捜査していて、今後も、時効が成立していない2007年以降に受け取った年金について、詐欺容疑などで立件する方針です。

みさと天文台で七夕結婚式、いよいよ今夜

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紀美野町のみさと天文台で、七夕(たなばた)の今夜(7日)、星を前に愛を誓う星前(ほしまえ)結婚式が行われます。

これは、みさと天文台が、開館20周年として、町民や町内の事業所などに呼びかけて、紀美野町全体でできる催しとして、企画したものです。

結婚式を挙げるのは、公募により選ばれた、海南市の33歳の男性と和歌山市の28歳の女性のカップルと、紀美野町出身の男性と和歌山市出身の女性のともに26歳で現在川崎市に住むカップルのあわせて2組です。

2組は、きょう夕方から、それぞれ、町内のレストランで、親族らによる披露宴を兼ねた食事会が行われ、午後8時と8時半から、天文台で挙式することになっています。

この挙式に際し、天文台では、フラワーシャワーなどで広く祝福してもらえればと、一般参加者を募集しています。参加希望者は、今夜8時前までに、天文台に集まって欲しいということです。

かつらぎ町の男性が警察庁長官から警察協力章(写真付)

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地域の防犯活動に尽力したとしてかつらぎ町の地域生活安全活動協力団体の会長が、警察庁長官から「警察協力章」が贈られ、きょう(7日)、和歌山県警察本部で伝達式が行われました。

下田本部長から表彰を受ける安野さん(左)(7月7日 県警本部にて)

下田本部長から表彰を受ける安野さん(左)(7月7日 県警本部にて)

警察協力章が贈られたのは、かつらぎ町東渋田の釣り具店経営者で、地域生活安全活動協力団体「ほしの会」の会長、安野日出男(やすの・ひでお)さん81歳です。

安野さんは地元の少年たちの非行が問題視され始めた1976年4月に「渋田地区少年補導員・青少年指導員会」を発足させ、翌年に団体の名前を「ほしの会」に名称変更し、以来およそ40年にわたって、地元のかつらぎ警察署東渋田駐在所管内で青少年の健全育成や非行防止、それに交通事故や水難事故の防止を呼び掛け、現在は地域の住民や地元の駐在員らあわせて13人で活動しています。

きょう、県警察本部を訪れた安野さんは下田隆文(しもだ・たかふみ)本部長から金髙雅仁(かねたか・まさひと)警察庁長官の名前が入った表彰状が手渡されました。

訪問のあと、安野さんは「個人的に大変、光栄ですが、仲間と一緒に40年間やってきたので、みんなで喜びたいです」と話していました。

県警生活安全企画課によりますと、1962年の表彰開始以来、和歌山県内で警察協力章が贈られるのは、安野さんで29人目です。

9月13日に橋本でなでしこリーグが開催

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日本女子サッカーリーグ・なでしこリーグの試合が、9月13日に橋本市で開かれることになりました。

これは、日本女子サッカーリーグがきょう(7日)、なでしこリーグで開催日などが未定だった試合の日程を発表したものです。

対戦カードは、スペランツァFC大阪高槻とベガルタ仙台レディースで、9月13日の午後1時から橋本市北馬場の橋本市運動公園陸上競技場で行われます。

スペランツァFCには元日本代表の丸山桂里奈(まるやま・かりな)選手が所属しているほか、元日本代表ゴールキーパーの本並健治(ほんなみ・けんじ)氏が監督を務めています。


和歌山市の病院で特殊詐欺街頭啓発活動(写真付)

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特殊詐欺を根絶しようと今朝(7日)、和歌山市内の病院で特殊詐欺の被害防止を訴える街頭啓発活動が行われました。

病院を利用する高齢者に特殊詐欺と全件110番制度を知らせる紀陽銀行の職員(7月7日 日赤和歌山医療センターにて)

病院を利用する高齢者に特殊詐欺と全件110番制度を知らせる紀陽銀行の職員(7月7日 日赤和歌山医療センターにて)

これは、高齢者が多く集まる病院で特殊詐欺の被害防止を訴えるとともに、ことし5月に「高齢者の高額出金全件110番通報制度」が始まったことへの理解を求めようと、和歌山西警察署と紀陽銀行本店、それに日本赤十字社和歌山医療センターが共同で行ったものです。

きょう午前8時半から日赤和歌山医療センターの玄関前で行われた街頭啓発では、それぞれの職員あわせて13人が、病院の利用者に啓発用のティッシュとチラシあわせて800セットを配布しました。

紀陽銀行本店業務課の石桁康雄(いしけた・やすお)課長は「高齢者が多いので、周知するには良い場所だと思いました。お客様の預金を守るために警察に協力しているので、全件110番通報制度の御理解をお願いします」と街頭啓発の感想と制度への理解を求めていました。

岩出市立上岩出小学校で桃の授業(写真付)

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和歌山県特産の農林水産品を児童に知ってもらう、今年度(2015年度)の出前授業・第2弾がスタートし、初日のきょう(7日)岩出市立上岩出(かみいわで)小学校で、6年生の児童が、桃について県の職員から学びました。

桃の色づき方を説明する県職員(7月7日・岩出市立上岩出小)

桃の色づき方を説明する県職員(7月7日・岩出市立上岩出小)

これは、和歌山県が県・教育委員会と連携して、児童に県特産の果物や魚5品目の魅力を体験学習を通じて知ってもらおうというものです。

今年度の第2弾は、いま収穫期を迎えている県産の桃を使った出前授業が、今月(7月)17日まで上岩出小学校など県内8校で行われるほか、県内すべての小学校259校におよそ1万個の桃が配布されます。

きょう午前、上岩出小学校で行われた出前授業では、6年生およそ100人が、県・那賀(なが)振興局の職員から、紀の川市桃山町(ももやまちょう)の特産品「あら川の桃」の歴史や、桃栽培のサイクルなどの説明を受けました。

この中で、職員が1本の桃の木からおよそ500個の実がなることを知った児童らは、数の多さに驚いた様子で歓声をあげていました。

桃ジャムのクラッカーを食べる女子児童

桃ジャムのクラッカーを食べる女子児童

続いて試食が行われ、桃のジャムをのせたクラッカーが児童らに振る舞われました。

児童らは「甘くてとても美味しいです。和歌山産の桃が大好きです」と感想を話していました。

児童らに配られた白鳳

児童らに配られた紀の川市産の白鳳

最後に、児童らへ紀の川市産の「白鳳(はくほう)」が1人1個ずつプレゼントされました。

6年1組担任の松原周子(まつばら・しゅうこ)さんは「良い食育になりました。和歌山県でもなかなかこのような機会が無いので有り難いです」と話していました。

連合近畿ブロックの「原爆展」(写真付)

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広島と長崎に原爆が投下されて70年となるのを機に、原爆についてパネルにまとめた「原爆展」が、きのう(6日)から和歌山市北出島(きたでじま)のプラザホープで開かれています。

消失した広島市内を紹介するパネル(7月7日・和歌山市北出島)

焼失した広島市内を紹介するパネル(7月7日・和歌山市北出島)

これは、近畿2府4県の連合の地方組織による近畿地方ブロック連絡会が、ことし(2015年)戦後70年を迎えることから主催したもので、悲惨な戦争や原爆の被害を風化させず後世に伝えようと、和歌山をはじめ、近畿2府4県を巡回して開かれます。

会場のプラザホープ2階ギャラリーには、広島と長崎の原爆投下前後の町の様子や、被爆した人が苦しむ様子、そして戦後復興していく様子などが、およそ30枚の写真パネルで展示されています。

パネル展示を見る吉田弘子さん(右)ら

パネル展示を見る吉田弘子さん(右)ら

展示を見に来ていた、和歌山市遺族連合会会員の吉田弘子(よしだ・ひろこ)さん81歳は「今の若者はもとより、親の世代でも戦争を知らない人ばかりとなってしまい、記憶の風化に危機感を覚えます。戦争の不安が再び叫ばれる今こそ、原爆展の内容をしっかり受け止めて欲しいです」と話していました。

連合の「原爆展」は、あす(8日)まで、和歌山市北出島のプラザホープ2階ギャラリーで開かれています。

開場時間は午前9時半から午後7時までで、入場は無料です。

今年度の第1回「学校サポート会議」(写真付)

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和歌山県内の学校で発生しているいじめや体罰などのうち、解決が困難な事例について、外部の専門家らによるサポートチームが対策を話し合う、今年度(2015年度)1回目の「学校サポート会議」が、きょう(7日)午後、和歌山県庁・南別館で開かれました。

きょうの会議のもよう(7月7日・和歌山県庁南別館)

きょうの会議のもよう(7月7日・和歌山県庁南別館)

これは、県・教育委員会のいじめ対策総合推進事業の一環として、2013年度に発足したもので、学校単独で解決することが難しいと判断された事案について、外部の専門家によるサポートチームが速やかな解決のため助言や指導を行うものです。

委嘱状を渡される松本弁護士

委嘱状を渡される松本弁護士

きょう午後1時から開かれた会議には、弁護士の松本雅博(まつもと・まさひろ)さんや、臨床心理士でスクールカウンセラーの木下忠恭(きのした・ただやす)さん、県・警察本部少年課の佐々木達也(ささき・たつや)課長補佐らサポートチームのメンバー6人が出席し、はじめに県・教育委員会の南正樹(みなみ・まさき)義務教育課長から、6人に委嘱状が手渡されました。

森義務教育課長

森義務教育課長

委嘱後、南課長は「昨年度は、解消が困難だったいじめや、子どもを学校に通わせない保護者への対応などで、サポートチームのメンバーに助言や緊急対応を頂き、一定の方向性を示せた。今後もメンバーの専門的な視点から意見を求めたい」とあいさつしました。

このあと協議が非公開で行われ、県内の学校で起きている未解決のいじめや体罰などの対処や、解決の方法などについて議論が交わされました。

嘱託警察犬競技大会優勝の犬が本部長を訪問(写真付)

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先月(6月)、長野県諏訪市で開かれた第47回全日本嘱託警察犬競技大会の臭気選別競技の部で優勝したクセノ号と訓練士の男性が、今朝(7日)、和歌山県警察本部の下田隆文(しもだ・たかふみ)本部長を訪れ、優勝を報告しました。

本部長を訪問した藤谷さん(真ん中)とクセノ号(7月7日 県警本部にて)

本部長を訪問した藤谷さん(真ん中)とクセノ号(7月7日 県警本部にて)

優勝したクセノ号は、8歳の雄のシェパードで、先月7日と8日に長野県諏訪市の霧ケ峰高原で開かれた第47回全日本嘱託警察犬競技大会に参加し、全国112頭の中の頂点に立ちました。

クセノ号と訓練士である藤谷文明(ふじたに・ふみあき)さんは、きょう、県警本部の下田本部長を訪問して優勝を報告し、下田本部長もクセノ号と藤谷さんを讃えました。

藤谷さんは、別の犬でも22年前に優勝しているということです。

訪問のあと、藤谷さんは「久しぶりの優勝で嬉しかったです。捜査に協力できるほどの能力を安定的に発揮できるよう能力を上げていきたいです。」と話していました。

橋本や九度山で139件の窃盗事件 捜査終結

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岩出警察署と和歌山県警察本部機動捜査隊の合同捜査班は、きょう(7日)、工事現場などの電気ケーブルや消防ホースのノズルを盗んだとして、和歌山市の46歳の無職の男を窃盗などの疑いで和歌山区検察庁に書類送検し、捜査を終結したと発表しました。

書類送検されたのは、和歌山市布施屋の無職・小泉茂弘(こいずみ・しげひろ)被告46歳です。

警察の調べによりますと、小泉被告はおととし1月ごろからことし4月頃までの間、橋本市や九度山町など和歌山県内のあわせて10の市と町で、139件の窃盗や窃盗未遂事件を起こし、工事現場にある電気ケーブルおよそ1400キロ分や、消防ホールの先付いている真ちゅう製のノズルおよそ300本を盗んだ疑いです。

警察によりますと、被害総額はおよそ570万円に及び、小泉被告は警察の調べに対し、いずれの事件も容疑を認めているということです。

小泉被告は、ことし5月、和歌山市築港の建材会社から電気ケーブルなどあわせて8点を盗んだ疑いで逮捕され、警察が余罪を調べていました。

ミラノ万博で「りら」の生徒が歌や踊りを披露(写真付)

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ミラノ国際博覧会=ミラノ万博で6日、紀美野町の「りら創造芸術高等専修学校」の生徒が、日本館(にほんかん)のステージに立ち、歌や踊りでイベントを盛り上げました。

これは、ミラノ万博を修学旅行で訪れた「りら」の生徒32人が、日本館イベント広場で開催している「和歌山県の日」の2日目のステージで行ったものです。

能を披露する「りら」の生徒(ミラノ万博、6日)

能を披露する「りら」の生徒(ミラノ万博、6日)

生徒は、着物や紋付羽織袴(もんつき・はおりはかま)姿で登場し、能や日本舞踊をモチーフにした楽曲やカンツォーネなど、あわせて6曲で、歌や踊りのパフォーマンスを披露し、会場をわかせました。

日本舞踊を披露する「りら」の生徒(ミラノ万博、6日)

日本舞踊を披露する「りら」の生徒(ミラノ万博、6日)

生徒代表で2年の豊川未来(とよかわ・みらい)さんは「客席の青いシャツの人が微笑んでくれて、充実感でいっぱいです」と話し、イタリア旅行代表の石谷楓乃(いしたに・かの)さんは「すごく楽しんでくれた。日本文化を世界に発信できたことがうれしい。イタリアの人たちのあたたかさを感じました」と笑顔をみせました。

ミラノ万博「和歌山県の日」は、7日までで、会場では、養分に乏しい土地で高い品質のウメを栽培する仕組みとして注目され、国連食糧農業機関が定める世界農業遺産の候補にもなっている「みなべ・田辺の梅システム」の紹介や、特産品の試食・試飲などが行われ、にぎわっています。


国体運営職員対象の心肺蘇生法講習会(写真付)

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「紀の国わかやま国体」の開催まで80日となったきょう(8日)和歌山市の県民文化会館で、国体の運営に携わる和歌山県の職員を対象にした心肺蘇生法の講習会が開かれました。

人形で心臓マッサージを練習する県職員(7月8日・和歌山県民文化会館)

人形で心臓マッサージを練習する県職員(7月8日・和歌山県民文化会館)

この講習会は、県・国体推進局が、国体や障害者スポーツの「紀の国わかやま大会」の運営に携わる県の職員およそ1100人を対象に、先月(6月)から来月(8月)にかけて開いているものです。

きょう午後1時半から県民文化会館の特設会議室で開かれた講習会には、本庁の41人の職員が参加し、和歌山県立医科大学・集中医療学教室の島幸宏(しま・ゆきひろ)助教や和歌山市消防局の消防隊員の指導で、人形を使って、AED・自動体外式除細動器の使い方を実演したり、心臓マッサージをしたりしながら、心肺蘇生法を学びました。

職員らは、1分間に100回胸を圧迫する動作を汗だくになりながら実践していました。

AEDを説明する島助教

AEDを説明する島助教

講師の島助教は「和歌山県内にあるAEDはおよそ2600台、人口10万人あたり256台ある計算で、全国でも高い水準の設置率です。国体以外でも普段から使えるようにしましょう」と呼び掛けていました。

腸管出血性大腸菌O121に感染 岩出市の女子中学生

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岩出市の女子中学生が、腸管出血性大腸菌O121に感染していたことがわかりました。

O121は、O157などと同じ腸管出血性大腸菌で、型は違いますが、O157と同じような下痢や腹痛、吐き気などの症状を引き起こします。

和歌山県健康推進課によりますと、感染した女子中学生は、今月1日に腹痛や下痢を発症し、病院で診察を受け、検査した結果、きょう(7/8)、便から腸管出血性大腸菌O121とベロ毒素が検出されました。

女子中学生は、すでに回復しているということで、岩出保健所が、家族にトイレなどの消毒や手洗いを徹底するよう指導しました。

また県健康推進課は、これから夏に向けて、焼き肉などを行う際には、肉だけでなく、野菜も焼いて食べるよう呼びかけています。

今年度の第1回和歌山県森林審議会(写真付)

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和歌山県内の森林の開発の許可について専門家が意見を交換する、今年度(2015年度)1回目の和歌山県森林審議会が、きょう(8日)午後、和歌山市の県民文化会館で開かれました。

第1回会議のもよう(7月8日・和歌山県民文化会館)

第1回会議のもよう(7月8日・和歌山県民文化会館)

この審議会は、森林法に定められて全国各都道府県に設置されているもので、和歌山県では、林業や関連する分野などの有識者や学識経験者ら14人で構成されています。

鎌塚農林水産部長

鎌塚農林水産部長

今年度1回目となったきょうの森林審議会では、はじめに、県・農林水産部の鎌塚拓夫(かまつか・たくお)部長があいさつし「県では、低コスト林業や紀州材利用の促進をはじめ、県土の保全や防災対策など様々な林業に関する政策を行っている。委員にはぜひとも様々な意見を出して頂き、政策に活かしたい」と述べました。

このあと議事に入り、東京の造船会社が、印南町樮川(いなみちょう・ほくそがわ)の山林に建設を計画している風力発電所の開発許可に関する申請や、岩出市や和歌山市の採石業者や建設業者らが、大阪府との県境に近い岩出市押川(おせがわ)に建設を予定している、建設残土処分場と産廃処分場の建設に関連して、土石の採掘場や事業場の設置に関わる許可申請などが審議されました。

6月定例和歌山市議会が閉会

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総額およそ5億7200万円の一般会計補正予算案などを審議する和歌山市の6月定例議会はきょう(8日)さいしゅうびをむかえ行われ、一般会計補正予算案などあわせて25件を原案通り可決し、閉会しました。

今回の議会には、一般会計補正予算案や条例案などあわせて22件が提案されていましたが、きょう、固定資産評価審査委員会委員などあわせて3件の人事案件が追加提案され、いずれも原案通り採択されました。

補正予算案では、空き家の実態調査に1000万円、JR和歌山駅前商店街のイルミネーション事業におよそ2400万円、マイナンバー制度に伴う住民基本台帳システムの改修におよそ3900万円が計上されていました。

開館20年、みさと天文台で結婚式

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紀美野町にあるみさと天文台で、開館20周年を迎えたきのう(7日)夜、七夕にあわせた「星前(ほしまえ)結婚式」が行われ、2組のカップルが星に永遠の愛を誓い、家族や友人、それに、多くの町民らの祝福を受けました。

ドームで星前結婚式(みさと天文台、7日)

ドームで星前結婚式(みさと天文台、7日)

みさと天文台は、1995年(平成7年)7月7日に、紀美野町のほぼ中央、山あいの高台に、当時、公開天文台としては国内最大の105センチという大口径の望遠鏡を備えて開館し、晴れた日には肉眼で天の川が見えるという立地を生かして、毎月の観察会の開催や、早い時期からインターネットを活用した天文現象の中継などの取り組みで注目されてきました。

そして、20周年イベントについては、天文に特化せず、町全体で取り組めるものとして、開館記念日の七夕(たなばた)にちなんで結婚式を企画し、町の広報誌などを通じて協力業者を募り、飲食店や宿泊施設などを巻き込んで実現にこぎつけました。

一方、挙式カップルの公募は、実施4か月前からと直前だったにもかかわらず、5組の応募があり、天文台への強い思い入れのある2組が選ばれ、きのうは、夜の星前式に先立って、夕方から披露宴を兼ねた食事会も、町内の協力飲食店で行われました。

星前結婚式を見守る矢動丸天文台長(左)(みさと天文台ドーム内、7日)

星前結婚式を見守る矢動丸天文台長(左)(みさと天文台ドーム内、7日)

挙式は、望遠鏡があるドーム内に特設された花で飾ったステージで行われ、趣旨に賛同したミュージシャンによる生演奏がムードを盛り上げました。

挙式カップルに、愛を誓った星を望遠鏡で見てもらう計画は、あいにくの曇り空と濃い霧のため叶いませんでしたが、家族や友人のほか、呼びかけに応じて多くの町民らも集まり、2組のカップルをフラワーシャワーなどで一緒に祝福しました。

濃霧の中の星の棟(挙式会場となったドームのある建物、みさと天文台、7日)

濃霧の中の星の棟(挙式会場となったドームのある建物、みさと天文台、7日)

式のあと、新婦のひとりは、「多くの人に祝福してもらって嬉しかったです。今後の2人も見守ってください」とあいさつし、大きな拍手を受けていました。

矢動丸泰(やどうまる・やすし)天文台長は、イベントを終えて、「たくさんのお客さんに来ていただき、ほんとうに嬉しかったです。ありがとうございます。大成功です」と話し、また、色んな業者の協力の成果として、今後の町内イベントでのチーム紀美野町の可能性にも期待を寄せました。

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